テクニカル用語集

売上高連単倍率 経常利益伸率 ゴールデンクロス
売上高伸率 経常利益 クレジットスプレッド
売上高純利益率 株主資本比率 クレジットクランチ
売上高経常利益率 株価移動平均 クラウディングアウト
売上高 株価位置 RSI
配当利回り 円キャリートレード ROE
騰落率 一株利益 ROA
貸借倍率 一株配当金 PSR
対日経平均ベータ値(180日) 移動平均乖離率 PER
信用倍率 ムーアの法則 PBR
純利益連単倍率 マーシャルのk BPS
純利益伸率 ボリュームレシオ(12日) %slowD(3日)
純利益 デッドクロス %K(12日)
出来高移動平均倍率 ダイバージェンス %D(3日)
時価総額 サイコロジカル(12日)  

PER

Price-Earnings Ratio 株価収益率
株価を一株当りの利益で割ったもの。一般にPERが低い銘柄は割安であると考えられる。

PBR

Price-to-Book Ratio 株価純資産倍率
株価を一株当りの純資産で割ったもの。一般にPBRが低い銘柄は割安だと判断される。

PSR

Price to Sales Ratio 株価売上高倍率
時価総額を売上高で割ったもの。この倍率が低ければ、少額の資本(時価総額)を元手に多くの利益をあげていると判断される。

BPS

Book-value Per Share 一株当たり純資産
純資産を発行済み株式数で割ったもの。この値が高ければ、1株当たりの純資産の額が多いことになり、安定性が高いと判断される。

ROE

Rate of Return On Equity 株主資本当期純利益率
株主あるいは投資家の立場から、投下した資本がどれだけの利益を生み出したのかをみるもの。当期純利益を(期首期末平均)株主資本で割ったもの。

ROA

Return On Asset 総資本利益率
総資本における利益の割合。利益をあげるためにどれほど効率的に総資本を利用したかを表す。

売上高

商品の販売やサービスの提供代金の総額を表すもの。

経常利益

企業の活動に際して、経常的かつ継続的に発生する利益。売上高から売上原価、販売費・一般管理費を引いた営業利益に、金融収支などの営業外損益を加減したその期の利益。

純利益

経常利益に特別損益を加減したもの。特別損益とは、土地などの売却損益、価格変動準備金の戻し入れや繰り入れ、投資有価証券の評価損益や売却損益、不慮の災害による損益などを指す。

売上高伸率

前期(当期)売上高に対する、当期(来期予想)売上高伸率をパーセントで表したもの。

経常利益伸率

前期(当期)経常利益に対する、当期(来期予想)経常利益伸率をパーセントで表したもの。

純利益伸率

前期(当期)純利益に対する、当期(来期予想)純利益伸率をパーセントで表したもの。

売上高経常利益率

売上高に占める経常利益の割合をパーセンテージで表したもの。

売上高純利益率

売上高に占める純利益の割合をパーセンテージで表したもの。

一株利益

1株あたりの利益をあらわした金額で、企業の利益を発行済み株式数で割ったもの。通常、利益は税引き後利益を使う。

株主資本比率

自己資本比率ともいう。
総資本における株主資本(資本金と剰余金の和)の割合をパーセンテージで表わしたもの。企業を経営するにあたり、株主資本は返済義務がない、配当は業績に応じて行えるなど都合の良い資金であり、この資金が株主資本に占める割合が高ければ、安全な企業経営と判断される。

一株配当金

一株につきいくら配当が出るか表すもの。

配当利回り

年間配当金を現在の株価(時価)で割りパーセンテージで表したもの。

売上高連単倍率

単独決算上の売上高に対する連結決算上の売上高の割合をパーセンテージで表したもの。
連結決算上の売上高÷単独決算上の売上高

純利益連単倍率

単独決算上の純利益に対する連結決算上の純利益の割合をパーセンテージで表したもの。
連結決算上の純利益÷単独決算上の純利益

騰落率

時系列チャートのひとつで、チャートの書き始めを100%として、そこからの値段の動きの率を直線で表したもの。

時価総額

株価に発行済み株式数を掛けたもの。

株価位置

最安値を0(%)、最高値を100(%)としたとき、直近の終値がどこに位置しているかをパーセンテージで表したもの。

(直近の終値−最安値)÷(最高値−最安値)×100
・最安値=年初来安値
・最高値=年初来高値

計算期間:
・1月1日から3月31日まで
  昨年の1月1日から当日までの高(安)値を採用
・4月1日から12月31日まで
  当年の1月1日から当日までの高(安)値を採用

分割があった場合:
・分割後から当日までの高(安)値を採用

株価移動平均

一定期間の株価の平均値を連続して計算したもの。ある基準日を基点に、過去の一定期間における毎日の株価の平均値を算出する。株価の中・長期的なトレンドを表わすもの。期間のとりかたは、6日、25日、75日、100日、150日、200日などがよく用いられる。

移動平均乖離率

終値と指定期間の株価移動平均線の平均値が離れている割合をパーセンテージで表わしたもの。

ゴールデンクロス

チャート分析において、中期線が長期線を下から上に突き抜けること。ゴールデン・クロスした場合、相場は上昇期入りする可能性が高いとされる。

デッドクロス

チャート分析において、中期線が長期線を上から下に突き抜けること。デッドクロスした場合、相場は下降期入りする可能性が高いとされる。

出来高移動平均倍率

当日の出来高が、出来高移動平均の何倍以上(以下)になっているかを表す。出来高の急増をチェックするために使う。

RSI

Relative Strength Index(相対性指数)
日付と株価の関係を表した、逆張りの代表的な数値。 買われていく過程で上昇し、売られると下降する。

一般的には、20以下で買い、80以上で売りなどと判断されるが、上昇基調が続いたり、下げ続けるなど一方的なトレンドに乗っている場合には有効とはいえない。

RSI=A÷(A+B)*100
A=N日間の値上がり幅の平均
B=N日間の値下がり幅の平均

%K(12日)

直近の終値の12日間の価格変動中の相対的な位置を表す。

%K=(C-L)÷(H-L)*100

C=終値 、L=過去12日間の最安値、H=過去12日間の最高値

%D(3日)

%K(12日)の3日間の移動平均を表す。

%D(3日)=(C-L)の3日間の合計÷(H-L)の3日間の合計×100

C=終値 、L=過去12日間の最安値、H=過去12日間の最高値

ファースト・ストキャスティクスは
「%Kが%Dを下から上抜いたときが買い、%Kが%Dを上から下抜いたときが売り。」
とされる。

%slowD(3日)

%D(3日)の3日移動平均を表す。
スロー・ストキャスティクスは
「%Dが%SlowDを下から上抜いたときが買い、%Dが%SlowDを上から下抜いたときが売り。」
とされる。

信用倍率

信用買い残を信用売り残で割ったもの。通常1より大きい比率だが、売り算が増え、1に近づくと買い圧力が大きくなると考えられる。また、比率が10を超えると、買いが多く過熱と捉えられる。

貸借倍率

制度信用取引において貸借取引の状況を示す指標で、「融資残高÷貸株残高」で計算される。

ボリュームレシオ(12日)

価格の動きと売買高の推移を表したもの。
価格が上昇した日の売買高が価格が下落した日の売買高に占められる比率で、70%以下を売られすぎ、450%以上を買われすぎと判断される。

※ ボリュームレシオは、価格が上昇した日の売買高と全体の売買高の比率で計算し、30%以下を売られすぎ、70%以上を買われすぎと判断する場合もあります。(多機能チャート、トレーディングボードなど)


対日経平均ベータ値(180日)

ベータ値とは、市場の変動にどの程度個別株式が反応するかを表す。ベータ値が2であれば、日経平均が10%上昇した場合、個別株式は20%上昇することを表す。
日経平均と個別株式の感応度の指標となる。

サイコロジカル(12日)

一定期間上がっている場合に、そろそろ下がるのではないかというような、市場心理をはかり投資指標としたもの。
12日間のうち、価格が上昇した日数の比率を表したもので、25%以下で下げすぎ、75%以上で買われすぎと見る。

クレジットスプレッド

クレジット(格付け)スプレッドとは、発行体の信用力の差によって生じた利回りの差のこと。

クレジットクランチ

金融システムが麻痺して危機的な状態となること。金融機関が融資に慎重になり、企業や一部の金融機関自体も採算以上の割高な金利を支払っても資金が調達できにくくなる状況のこと。

ムーアの法則

半導体メーカーIntel社の創設者の一人であるゴードン・ムーア氏が提唱した「半導体の集積密度は18〜24ヶ月で倍増する」という法則。

クラウディングアウト

政府が国債を大量に発行して金融市場から資金を調達すると金利が上昇し、民間の資金需要を抑制してしまう現象のこと。

円キャリートレード

低金利の日本円で資金を借り入れ、それを高金利の通貨に変えて、株・為替・商品・債券など様々な金融商品で運用して利益を得る取引のこと。

ダイバージェンス

株価の上昇が続いているのに、テクニカル指標が下落し始める現象のこと。ダイバージェンス(divergence)の本来の意味は、「離れていくこと」、「相違が見られること」。

マーシャルのk

イギリスの経済学者であるアルフレッド・マーシャルによって考案されたもので、一国の経済活動を表すGDP(国内総生産)にとって、マネーサプライ(通貨供給量)が適正水準にあるかどうかを判断するための指標のこと。GDPを1としたときに、マネーサプライが何倍であるかを表しているため、マーシャルのkの値が大きいほど、世の中に多くのお金が出回っていることを示す。



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