アジア太平洋三人行

第14回 アジアの世紀に向け、日中間の人の交流拡大が急務
21世紀はアジアの世紀といわれ、環境や水産資源などの問題も含め、日本と中国の関わりあいはますます拡大する。そうした中で、日中の相互理解の促進には人の面で日本と中国とがもっと行き来をし、交流しないといけない。今、日本の主要都市は太平洋側、アメリカの方角を向いているが、九州や長崎を窓口とすれば、中国は東京よりも近い。日中はその近さを活かして、物理的移動をともなう人の往来を拡大し、それにともなう物や芸術文化の動き、交流へと波及させていくことが急務である。

出演者

アサヒグループホールディングス(株)相談役
(公財)新国立劇場運営財団 理事長
福地 茂雄 氏
2012年3月28日
出演者等の見解は収録日時点のものであって、今後予告なく変更されることもあります。