アジア太平洋三人行

第11回 精神文化に立脚した尊敬される日本人へと意識改革が必要
本当の日本の国益は、お金ではなく文化である。それを、ものやお金の豊かさが幸せの尺度だと、高度経済成長の中で誤ってしまった。あの国はすばらしいと、日本人の精神を世界が尊敬してくれるというところの価値観への切り替えが遅れたのだ。国民もそれがわかりつつあるのではないか。国民一人一人の意識復興、意識改革ができるかどうかに、日本の国の浮沈がかかっている。そして、海外諸国と精神文化の面でも本音で話をできるような信頼関係を築き、継続させていくことが50年先、100年先を見据えて必要なことではないだろうか。

出演者

衆議院議員
古賀 誠 氏
2011年9月27日
出演者等の見解は収録日時点のものであって、今後予告なく変更されることもあります。